オーダーメイド転職事例
医師の転職
二度目の転職相談

-
- 勤務地
- 北陸地区
-
- 年齢
- 55歳
-
- 性別
- 女性
-
- 科目
- 神経内科
医局を離れ初めて転職した現勤務先で3年、仕事のやりがいや待遇面も満足していたものの制度面に変化あり転職を決意。医局の強い地域性もあり自身の求める転職先があるか迷った末に現勤務先を紹介してくれたコンサルタントへ相談・・・。
さて結果は・・・?
- Qなぜ転職を考えられましたか?
- 現勤務先は3年前にCMEさんより紹介いただいた病院です。自身の専門を活かした業務に従事して、徐々に患者さんを増やすこともできて一定の貢献ができたと満足しておりました。しかし、新たな制度の導入が決議されたことにより、勤務を継続することは困難と考え転職を決意しました。非常勤での勤務や老人施設などでのんびり勤務すればいいと考え、転職先を見つけるより前に退職時期を決めてしまったものの、まだやりがいのある仕事がしたいという思いが日増しに強まりました。出身医局との関わりが非常に強い地域性もあるため、専門性を活かせる転職先を自力で見つけることは難しいと考え、迷った末にCMEさんへ改めてサポートを依頼いたしました。
エージェントにオーダーした内容、勤務体系、
プライベート、どう変わりましたか?
- 1出身医局と関わりの少ない県内の医療機関
- 出身医局からの派遣はない病院です。偶然にも先輩医師が非常勤医として在籍されておりましたが、業務面で被ることはなく円滑に勤務しております。
- 2神経内科医として専門性を活かせる業務
- 休診状態となっていた神経内科の外来を任され、徐々に患者さんを増やしていくため私のペースで対応させていただくことができました。リハビリ病棟の管理においても、少数名の受け持ちで開始するなどの配慮をいただき感謝しております。
- 3当直免除(月1回程度の日直は可)
- 脳神経外科の先生方が揃っていることもあり、夜間の当直は希望どおり免除していただけました。日直についても義務ではなく、事前に相談を受けて可能なときは協力するという内容としていただき感謝しております。
- 4時間短縮勤務で週5日、または週4日勤務で1,400万円
- 希望どおり月~金曜日の週5日間、終業時間も16時に短縮いただき感謝しております。給与面よりも業務面にこだわっておりましたが、希望どおりの年俸を提示いただけてとても満足しております
- 5天候不順時を考慮して公共交通機関でも通勤できる医療機関
- 気分を一新しようと先に転居地を決めてしまいましたので、通勤距離が遠くても仕方がないと考えておりましたが、ご紹介していただいた施設は、車通勤で30分ほど、自宅から勤務先付近までのバスもあるため満足しております。
- 6その他
- 思い立ったら行動へ移すのが早い性分のため、転職先を決める前に辞意を伝え転居地域も先に決めてしまいました。当面アルバイトでもしようと考えてのことですが、やはり専門性を活かす仕事がしたいと思い、前の勤務先も紹介いただいたCMEさんへ改めて相談いたしました。体力的な事情により勤務時間の短縮をお願いしたため、実質一般内科の外来を担当するレベルの職場くらいしか案内いただけないものと覚悟しておりましたが、私の専門性を活かせる業務内容で、勤務条件についても希望どおりの内容でまとめていただけたので大変感謝しております。
- 転職前
- 週5日勤務(時間外勤務あり)、土・日・祝日休み(年俸 1,600万)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
外来 病棟管理 8:30 | 17:15 | 病棟管理 8:30 | 17:15 | 外来 病棟管理 8:30 | 17:15 | 病棟管理 8:30 | 17:15 | 外来 病棟管理 8:30 | 17:15 | 休 (月2回日直) | 休 |
平均1時間程度の時間外業務はあり |

- 転職後
- 週5日、8:30~16:00までの時間短縮勤務、土・日・祝固定休み(年俸 1,400万)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
専門外来 病棟管理 8:30 | 16:00 | 病棟管理 8:30 | 16:00 | 病棟管理 8:30 | 16:00 | 専門外来 病棟管理 8:30 | 16:00 | 病棟管理 8:30 | 16:00 | 休 | 休 |
- Qご転職された後、現勤務先における問題点や課題などありますか?
- 脳神経外科に強みをもつ病院ですが、長い期間神経内科の常勤医師が不在だったせいか、業務の連携や分担はスムーズにいかず着任当初は少し困惑しました。再開した専門外来の受診者数増加も、勤務先の強みがあれば早期で実現可能と考えておりましたので、勤務先の配慮と私の意気込みが折り合わず私は必要とされているのだろうか?と考えた時期も正直ありました。時間短縮勤務というわがままを通してもらっていたこともあり、勤務時間内にできる限りの仕事をこなそうと気負い過ぎていたことも要因と思いますが、勤務先のペースに委ねて気負わずに仕事をしようと気持ちを切り替えてからは、外来患者さんも順調に増え楽しんで仕事をすることができています。
リハビリ病棟の受け持ちが増えてからはかなり忙しくなりました。何も課題がないとは申しませんが、「気負わずに任された仕事に徹する」ことに切り替えて以降は、環境の変化にも戸惑わず仕事ができているので大きな課題と感じることは特にありません。
地域性を考えても臨床業務に携わる最後の職場と考えております。忙しいながらも楽しく仕事ができていますので、体力の続く限り勤務して少しでも寄与したいと思います。