オーダーメイド転職事例
医師の転職
透析クリニック院長へ

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- 勤務地
- 東海地区
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- 年齢
- 45歳
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- 性別
- 男性
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- 科目
- 腎臓内科専門医
大学時代に腎臓内科医としてスキルを積み、家族との時間や経済的余裕を求め退局。民間病院で勤務していましたが、更なる好条件を求め、透析クリニックへの転職を希望。
さて結果は・・・?
- Qなぜ転職を考えられましたか?
- 退局後に民間病院に就職し、大学時代よりも大幅に給与アップしましたが、大手法人グループの病院だったため昇給率が思ったよりも低く、理想とかけ離れた現実を実感しました。常勤医だけで当直対応している病院だったため多くはありませんが月4回程度の当直がある事、入院透析患者がメインだったため病棟業務があり、これも重荷に感じていました。自分の子供も中学生になり、将来医師を志している事を妻から聞いたとき、経済的にも今の状態では不安に思い現状を打破するには転職しかないと考え、行動に移しました。
エージェントにオーダーした内容、勤務体系、
プライベート、どう変わりましたか?
- 1週5日程度の勤務
- 週5日勤務、うち2日を3クールの21時まで残り番ですが、当直に比べれば遥かにストレスが少なく、満足しています。
- 2病院ではなく、透析専門クリニックを希望
- 実は、他の人材紹介会社からも複数提案がありましたが、条件面・コメディカルの配置・法人母体の体制をトータルすると、ここがベストと考えました。
- 3自宅から電車で1時間以内
- 乗り換えなしで約30分、近すぎず遠すぎず丁度良い距離です。遅番の日は車通勤しているのですが、車でも通いやすい経路なのでとても楽です。
- 4シャントトラブル時のバックアップ体制が整っている事
- クリニックで対応するには限りがあり、そこが不安点でした。しかし、今回ご紹介していただいた法人には対応可能な病院があり、そちらで全てバックアップしていただけるとの事で安心できました。
- 5年収2,000万円以上
- 今回、転職するまで当直込1,800万円でしたが、これからの入用に備えて2,000万円以上を希望しました。週2日を3クールとした事もあり、なんと2,300万円の提示をいただき大変満足しています。
- 6その他
- 外勤のアルバイトは考えず、平日5日間の1ヵ所で出来るだけ稼ぎたいと考えておりました。子供の医学部進学のため、2,000万円以上の年収は必須と考えており、CMEのエージェントへまずそれを第一希望として伝えた事が良かったのだと思います。 それでも通常の勤務体系では2,000万円超は難しく、週2日の遅番を提案していただいたのもCMEさんからでした。求人は4件ほど提案があり、うち2件面接に行った中から、トラブル時のバックアップ体制・通勤面・提示条件を加味し最終決定しました。しかし1点だけ問題があり転職前の勤務先の関係上、早期着任が出来なかったのですが、転職先の医療機関に上手く交渉して下さり、問題なく気持ち良く入職する事が出来ました。
- 転職前
- 急性期病院 腎臓内科+透析管理 週4,5日 当直月4回 年収1,800万円
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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外来 9:00 | 13:00 | 病棟管理 及び 透析管理 9:00 | 17:30 | 研究日 | 病棟管理 及び 透析管理 9:00 | 17:30 | 外来 9:00 | 13:00 | 透析管理 9:00 | 13:00 | 休 |
透析管理 14:00 | 17:30 | 透析管理 14:00 | 17:30 | 休 | ||||
当直 |

- 転職後
- クリニック 外来透析管理 週5日勤務 当直なし 年収2,300万円
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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透析管理 9:00 | 18:30 | 透析管理 9:00 | 21:00 | 透析管理 9:00 | 18:30 | 透析管理 9:00 | 21:00 | 透析管理 9:00 | 18:30 | 休 | 休 |
- Qご転職された後、現勤務先における問題点や課題などありますか?
- 院長(管理医師)という立場で入職し、経営面は法人側が全面的にバックアップしてくれるので不安はありませんが、コメディカルをはじめとした従業員達のまとめ役にならなければならず、入職前はこれが一番不安でした。しかし、これも将来の為の勉強と思い楽しみながら奮闘しています。
また透析クリニック故、基本的に常勤医は私1名だけなので、何かあった際の不安はありますが、事前の申し出により比較的簡単に休みを取る事が可能で、急な体調不良の際は同法人の透析医師にヘルプしていただけるとの事なので心強い限りです。
臨床面では、これまで腎臓内科医師として研鑽してきた私が、外来透析専門のクリニックとなると少々物足りなさもありますが、高齢者メインの入院透析と比べ、比較的若い層の患者が多く、食事療法などを併用して少しづつでも改善がみられる点に病院との違いを感じ、新たな発見がありました。
とにかく、初めてのクリニックで院長という立場を楽しみながら勤務し、将来的には、透析関連のクリニックを開業できればと考えております。