オーダーメイド転職事例
医師の転職
はじめての単身赴任

-
- 勤務地
- 関西地区
-
- 年齢
- 55歳
-
- 性別
- 男性
-
- 科目
- 腎臓内科
20年以上同じ総合病院にて腎臓内科医として勤務された医師。透析患者数も非常に多く、ギリギリの体制のなか身を粉にして頑張ってきたが、自身の時間を確保できる環境を求めて他県での転職を決意。現年収を維持しつつ業務軽減可能な転職を希望。
さて結果は・・・?
- Qなぜ転職を考えられましたか?
- 以前の勤務先では20年以上、身を粉にして勤めてきたと自負しております。数多くの透析患者さんを担っている関係上、2~3日の連休は年に1回程度という環境でも不満はありませんでした。しかし、責任ある役職に就いたことを機に会議などの業務が徐々に増え、さすがにストレスを感じて転職を考えるようになりました。
時間を見つけては自宅から通勤可能な求人がないか探していましたが、現年収が維持できる求人はなかなか見当たりませんでした。環境面が整えば単身赴任も辞さずと考え始めた頃にCMEさんの掲載求人を拝見し、転職のサポートをお願いすることにしました。
エージェントにオーダーした内容、勤務体系、
プライベート、どう変わりましたか?
- 1月曜日~土曜日のうち週5日勤務(週末帰省するため連休を希望)
- 日曜日と他1日という勤務条件でしたが、必要な際に帰省できるよう土日もしくは日月など、連休を取得できるよう随時シフトを組んでいただく形となりました。
シフトをみて事前に計画できるので支障はありません。 - 2年収2,300万円以上
- 単身赴任による二重生活を考慮し、前職の年収を維持するため可能であれば2,300万円以上を希望しておりました。
基本年俸2,400万円に加え、住宅費と月1回の帰省費補助として年額100万円程の手当まで加算いただき大変満足しております。 - 3単身赴任の住居や引越し費用のサポート
- 住居費は半額負担、引越し費用については全額法人負担と伺っておりました。不動産屋の紹介・同行だけでなく、すぐに生活できるように細かなサポートもいただいてとても助かりました。
- 4一般内科の対応は可能だが、腎臓内科としての業務が主となること
- 泌尿器科・人工透析を専門とする有床クリニックで、地域的なニーズから一般内科外来も担当する形となりますが、主業務は透析管理となるため全く問題はありません。
- 5学会参加のサポート体制が整っていること
- 移動圏内に関連クリニックも複数運営しているため、学会時は他クリニックの先生方に支援を仰ぐ体制が整っているので安心しております。常勤医師は泌尿器科の医師が多いためか、ご相談いただく機会も多く励みにもなっております。
- 6理事長(運営者)のヴィジョンを確認のうえ慎重に検討したい
- CMEさんより法人の代表は医師でないことを聞いており、面接時にお会いするまでこの点を最も危惧しておりました。
代表はとても気さくな方で、クリニックの運営に至った経緯や将来的な方針をお伺いすることができ、飾ることのないとても正直な方 であると判断できました。私にとってはとても重要な要素で、お世話になろうと決意した大きな決め手となったと思います。 - 7その他
- 単身赴任も覚悟していたとはいえ、条件面を譲歩してでも自宅から通勤可能な施設を優先しようか大いに迷いました。単身生活の経験がない点を心配する妻からも、通勤可能な施設を優先して欲しいと求められておりました。そのため、CMEのコンサルタントの方に事前条件をまとめていただいた後でも、面接に赴くまでは現実的に困難だろうとの思いがあったことも事実です。
代表の人柄に触れ運営方針などをお伺いしてからは、いかにして妻の理解を得るかがハードルとなりましたが、自身の思いを伝え理解を得て引越しを含めて協力的にサポートしてくれました。妻を帯同した際には、代表自ら歓迎の食事会を催していただき、今では全面的に応援してくれています。
面接前から私の希望やペースにあわせて対応してくれたCMEのコンサルタントの方に大変感謝しております。入職後も定期的にご連絡をいただけるので、疑問や質問が生じた際には相談しやすいのも心強い限りです。
- 転職前
- 総合病院、週6日勤務、透析管理(うち夜間透析週3日)(年俸2,200万)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
透析管理 第一部 ~ 13:00 | 外来業務 ~ 13:00 | 透析管理 第一部 ~ 13:00 | 透析管理 第一部 ~ 13:00 | 透析管理 第一部 ~ 13:00 | 透析管理 第一部 ~ 13:00 | 休 |
透析管理 第二部 ~ 18:00 | 透析管理 第二部 ~ 18:00 | 透析管理 第二部 ~ 18:00 | 透析管理 第二部 ~ 18:00 | 透析管理 第二部 ~ 18:00 | 透析管理 第二部 ~ 18:00 | |
夜間透析 ~ 22:00 | 会議 (毎週) | 夜間透析 ~ 22:00 | 会議 (隔週) | 夜間透析 ~ 22:00 |

- 転職後
- クリニック、週5日勤務(シフト制一例)、外来・透析管理(年俸2400万+手当)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
A内科外来 ~ 12:00 | B内科外来 ~ 12:00 | A内科外来 ~ 12:00 | C透析管理 第一部 ~ 13:00 | A内科外来 ~ 12:00 | 休 シフト制月曜 休の場合も有 | 休 |
透析管理支援 | 透析管理支援 | 透析管理支援 | C透析管理 第二部 ~ 20:00 | 透析管理支援 | ||
A内科外来 15:00 ~ 19:00 | B透析管理 第二部 ~ 20:00 | A内科外来 15:00 ~ 19:00 | A内科外来 ~ 19:00 |
火はBクリニック
木はCクリニック
- Qご転職された後、現勤務先における問題点や課題などありますか?
- 以前の勤務先では、現在の倍以上の透析患者さんを担当していたことに加え、週3回の夜間透析も行っていたため、かなりハードワークだったと思います。そのせいか、業務についての不安はありませんでしたが、予想以上にゆったり勤務できている現状にとても満足しています。
入職前に聞いていた内容と異なることは、主として勤務するクリニックが他へ変更となった点ですが、常勤医師の急病による期間限定の代務相談を受けて私自身が承諾したものですので、特に問題はありません。
課題を挙げるとすれば、法人の指標とする医師数には常勤医師が1名不足しているため、やはり医師の確保が最優先課題になると考えます。
その点を除けば、常勤医師の多くが泌尿器科の先生ということもあってか、腎臓内科医の私を頼って質問や相談をいただく機会も多く、より一層頑張らなければという意欲にもつながっています。
転職を考えた当初は、単身赴任で、ましてや東海地区での勤務など想像しておりませんでした。帰省しやすい地域と考えて選んだ結果ですが、のんびりとした環境にも大変満足しております。前職と比べて格段に増えた自身の時間を有効活用して、余暇にいろいろな観光地にも足を運びたいと思っております。