オーダーメイド転職事例
医師の転職
専属産業医への転職

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- 勤務地
- 福井県
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- 年齢
- 51歳
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- 性別
- 女性
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- 科目
- 神経内科
産業医
長い間神経内科に従事してきた医師。体力的な不安もあり、ゆとりある勤務環境を求めて転職を希望。時間外や夜間対応は体力的にも避けたいが、自身の専門性を活かした臨床業務も継続したい。
さて結果は・・・?
- Qなぜ転職を考えられましたか?
- 前職は脳神経外科に強みをもつ病院で、病棟業務を主に、私の得意とする神経難病の専門外来も開設していただくなど、気持ちよく勤務しておりました。しかし、加齢に伴う体調面の不安が生じたことで、急変時や時間外のフォローなどが段々苦しくなり、将来的なことも考慮して負担の少ない業務へシフトしたいと思い始めたことが転職を考えたきっかけです。
前職は医局を離れて初めての転職でしたが、その際もCMEさんに支援いただきました。私の希望にそった病院をご紹介いただいた経緯もあり、且つ私の事をよく知っているエージェントなので、今回もCMEさんへ相談しました。
エージェントにオーダーした内容、勤務体系、
プライベート、どう変わりましたか?
- 1非常勤勤務も視野に週2~3日勤務、常勤の場合は週4日勤務まで
- 私の希望をもとに専属産業医をご提案いただきました。臨床業務の兼業についても理解いただける企業ですので、週4日の勤務に加えて臨床業務も週1日継続できております。体調面の心配もなくやりがいを感じながら産業医業務にも従事できております。
- 2平日勤務のみ(土日祝休み)
- 月~木曜日の週4日勤務で契約させていただきました。土日はもちろん祝日も休みですし、休日に病棟へ寄るような必要性もありませんので、心身ともに不安なく勤務できております。
- 3原則として定時勤務、当直及び夜間対応は不可
- 臨床業務と異なり急変時などの対応はありませんので定時で帰宅しております。夜間の対応も、もちろんありませんので、オンオフ明確な環境にとても満足しております。
- 4年収1,000万円以上
- 週4日勤務で1,200万円で契約いただけました。給与については、私の優先順位としては高くありませんでしたが、産業医経験のない私でも規定どおりの給与を提示いただけたことを知り満足しております。
- 5自宅から車で45分以内の施設
- 自宅から車で35~40分要します。前職は車で30分程でしたので少し遠くなりましたが、この程度の差異であれば問題ありません。降雪時の運転は敬遠したいと思っていましたので、最寄り駅からアクセスの良い企業のためとても助かります。
- 6その他
- この度の転職を相談した当初は、福井という土地柄もあり、私の希望条件を満たす求人施設は「療養系の病院や老人施設が主となってしまいます」とエージェントの方から告げられました。勤務条件は満たしても、療養病棟の管理が主となり自身の専門性を活かせないことは明白で、YESと即答することはできませんでした。週2~3日のアルバイトでも構わないと伝え非常勤求人を探していただきましたが、選択肢も少なく曜日や条件面で興味を抱く求人もなかったため、転職を諦めようと考えたことも正直ありました。そのような状況下でも、私の意向を汲んで諦めずに専属産業医の提案をいただいたことを感謝しております。未経験でも大丈夫なのか?臨床も継続したいが兼業は可能なのか?など、私の疑問に明確に答えながら希望条件を整えてくれましたので、前回と同様に感服しました。おかげ様で週1日は前職で外来業務を継続することができ、臨床業務に携わりながら産業医という新しい業務に従事できるので大変ありがたいです。
- 転職前
- 週5日勤務、専門外来・病棟管理・当直免除も時間外あり(年俸1,400万円)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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病棟管理 8:30 ~ 17:00 | 外来 8:30 ~ 12:00 | 病棟管理 8:30 ~ 17:00 | 病棟管理 8:30 ~ 17:00 | 外来 8:30 ~ 12:00 | 休 | 休 |
病棟管理 ~ 17:00 | 病棟管理 ~ 17:00 |

- 転職後
- 週4日勤務の専属産業医(年俸1,200万円)+金曜日の非常勤(250万円)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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産業医業務 9:00 ~ 17:00 | 産業医業務 9:00 ~ 17:00 | 産業医業務 9:00 ~ 17:00 | 産業医業務 9:00 ~ 17:00 | 外来 8:30 ~ 12:00 | 休 | 休 |
- Qご転職された後、現勤務先における問題点や課題などありますか?
- 産業医資格は医局在籍時に取得しており、産業医のアルバイトは経験してみたいと考えたことはありましたが、まさか専属産業医として従事することになるとは考えておりませんでした。ですので、エージェントの方から専属産業医求人を提案されたときは少し戸惑いましたし、私が責務を果たせるのかという不安もありましたが、担当部署の方やスタッフに助けられながら対応しているのが現状です。
課題としては、一日でも早く一人前の産業医として認められるよう努め、企業の風土にも慣れることが先ですが、多くの企業が最重視しているメンタルヘルスについてもしっかり寄与できるようにしたいと思っております。
もともと興味はあった業務ですので、いろいろと助けてもらいながら充実した日々を送れておりますが、現状に甘えることなく頼られる産業医となれるように精進したいと思います。