オーダーメイド転職事例
医師の転職
急性期からの離脱

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- 勤務地
- 東日本地区
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- 年齢
- 52歳
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- 性別
- 男性
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- 科目
- 脳神経外科
脳神経外科医として研鑽後、脳外科専門の民間病院に転職。脳血管系を専門に対応してきたが業務過多で家族との時間も少なくなる。体力的にもこのまま定年まで継続できる自信がなくなり、もう少々ゆとりのある勤務への転職を決意。さて結果は・・・
- Qなぜ転職を考えられましたか?
- 勤務先は郊外の脳神経外科病院なのですが、近隣に専門病院が無い事から救急搬送数だけでなく他院からの搬送も多く、症例は多いのですがその分業務過多になる傾向が入職当時からありました。
おかげで脳外科専門医だけでなく、脳卒中の専門医も取得する事が出来たのはありがたいことですが、オンコール呼び出しが多く、これから更に年を重ねた時にどこまで続けられるか?とても不安になりました。転科なども考えましたが、やはりこれまで培った脳疾患に関する業務を続けたい事と、現在高校生の息子が2人いる事から急激な年俸ダウンは出来ない為、転職エージェントに相談しました。
3社ほど登録し、すぐに面談を持ち掛けてくれたのがCMEさんでした。私の希望を詳しく聞いて興味を引く求人を案内していただき、その中から2ヶ所面接に行って院長と気が合いそうな病院に決めました。
エージェントにオーダーした内容、勤務体系、
プライベート、どう変わりましたか?
- 転職前
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脳卒中センター長
週5日勤務・当直週1回+オンコール
年俸2,300万円

- 転職後
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脳外科部長
週4.5日勤務・当直あり、オンコール無し
年俸2,000万円
- 1 自宅から電車又は車で60分までのエリア
- 自宅が都心から離れた郊外の住宅地ですが、高速道路のICが近い為、その沿線で探していただきました。決して近くはありませんが、下り方向の高速道路を利用できるので約40分くらいの通勤時間で助かりました。
- 2 オンコール免除、当直は可能
- いつ呼び出されるかわからないオンコールだけは免除していただき、電話対応はOKとしました。当直はむしろ年俸アップのために積極的に行いたく、平日月3回+週末の日当直を月1回行う契約にしていただきました。当直の無い日はゆっくりと休むことが出来て体力的にはだいぶ楽になりました。
- 3 週4.5日 年俸 2,000万円以上
- 子供の教育資金(大学)を考えると、ある程度の金額は欲しいと思いました。しかし業務内容はペースダウンの方向なので、年俸ダウン分をアルバイトで補い、常勤先の勤務日数を週4.5日にして平日1日アルバイトを行うことで補填しようと考えました。アルバイトもCMEさんから好条件の案件を紹介していただき大変助かっております。結果的に総年収は増えました。
- 4 脳外科専門病院ではないケアミックス病院
- まだまだ急性期で頑張れる気持ちと、気力体力ともに厳しく感じる気持ちが交互に出てくるようになり、それを打開するために転職しましたが、そのようなどっちつかずの希望に助言をしていただいたのはCMEのエージェントでした。オペ件数は格段に少ないがゼロではなく、病棟も回復期患者を含めた管理となり、救急対応当番も日勤は週1コマだけの「退屈ではないが疲弊はしない」バランスの取れた病院を紹介してくれました。
- Qご転職された後、現勤務先における問題点や課題などありますか?
- 郊外の自宅から更に高速道路で下り方向に行ったエリアなので、医師不足は否めません。内科医が圧倒的に足りない為、私も専門外の患者の診察をしなければならないであろう事はあらかじめ予測していましたが、想定以上の患者数だった事が自分の中では誤算でした。
幸いにもコメディカルは充実しており、且つ優秀な人材が多く医師本来の業務に打ち込める事は逆に嬉しい誤算でした。
業務量的には以前と比較すると圧倒的に少ないので、間違いなく定年の65歳まで体力的には問題なく勤められると思われ、今後もこの病院で地域医療に貢献したいと思っております。
最後に希望通りの病院を探していただいたCMEさんにはこの場を借りてお礼申し上げます。この度は本当にありがとうございました。