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医師の転職
50代、外科医の転職
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- 勤務地
- 関西地区
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- 年齢
- 50代前半
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- 性別
- 男性
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- 科目
- 消化器外科
医局人事の急性期病院にて外科部長を担っている医師。執刀機会の激減に伴い、いわゆる燃え尽き症候群に。元気なうちにこれまで断念してきたことを実現したいと考え退局を決意。オペには拘らないが専門外の業務に対する不安もあって進路相談を含めて紹介会社へ登録。さて結果は・・・
- Qなぜ転職を考えられましたか？
- 医局人事一筋でおよそ30年、様々な病院で数多くの執刀をこなしてきたと自負しています。まだメスを置いた訳ではありませんが、若手医師の指導が主となり自身の執刀機会は激減しました。立場的に仕方ないと理解はしているものの、現職のまま定年を迎えることが予想されるため、定年までの時間を無駄に過ごしたくないという気持ちが生じたのが転職を考えたきっかけです。
昨年子供も独り立ちしたため収入を気にする必要もありません。妻の賛同も得られたため、転職先を決めることなく年度末での退局を医局へ申し出ました。自身の時間が確保できる環境という漠然とした希望しかなく、オペなど業務内容にこだわればプライベートの確保は望めなくなります。50代の外科医にどのような需要があるのか？という地点からのスタートとなりましたが、求人サイトを閲覧する中で偶然みかけた「オーダーメイドの転職」というＣＭＥさんのワードに目が留まり、問い合わせる形でサポートをお願いすることとなりました。
エージェントにオーダーした内容、勤務体系、
プライベート、どう変わりましたか？
- 転職前
- （部長）
週5日勤務・当直週1回
年収1,900万円
- 転職後
- （副部長）
週4日勤務・当直なし
年収1,500万円
- １週4日勤務（土日休みはこだわらない）
- 希望どおり週4日勤務でまとめていただきました。ほぼ同年代の外科部長が積極的に手術をされているため、相互の希望があわないのでは？と案内を受けた当初は躊躇いましたが、大きい手術は外科部長ともう1名の若手の常勤医が対応し、私は小手術をメインに執刀（助手は適時）する内容でまとまりました。内科のサポートや非臨床業務への転職も覚悟していましたので、執刀を含め外科医として勤務できることに感謝しています。
- ２当直免除
- 担当エージェントから当直免除可能と聞いていましたが、外科として在籍するなら当直は必須となるのでは？と半信半疑で面接へ臨みました。当院は内科・外科の両科当直ですが、50歳以上の医師は当直免除の規定ということで安心しました。小手術でも執刀した患者さんの急変対応は主治医として当然対応するつもりですが、病院規模から想定していた以上に体制が整っているので安心して勤務できています。
- ３自宅から車で45分以内
- 若手の頃を除くと車で30分以内の勤務先が多かったこともあり、日々のことも考え車で45分以内の範囲で案内して欲しいとエージェントへ依頼しました。渋滞する地域を通る関係で40～45分くらいと予想していましたが、職員に教えてもらった回避ルートだと30分強で通勤できるため、とても満足しています。
- ４年俸1,400万円以上
- 妻と二人の生活のため給与についてはさほど重視していませんでしたが、前職時の年収から当直料を除いた額の8割程度を目安に希望を伝えました。エージェントがうまく交渉してくれたようで希望額を上回る1500万円の提示を受けました。我儘な勤務条件に応じてもらったうえに給与面でも配慮をいただき感謝しています。
- Qご転職された後、現勤務先における問題点や課題などありますか？
- 事前の分担どおり小手術を主に執刀していますが、ほどよい件数で無理なく勤務できているので満足しています。現時点で問題点があるとは特に感じませんが、いままでと同様医局から常勤医の派遣は期待ができないようなので、外科部長と私がメスを置く際の外科体制面が非常に弱く、早期にもう1名40代半ばくらいまでの医師の招聘が不可欠だと感じています。
退局＆転職を機にメスを置く覚悟はありましたが、一方で、専門領域では内科の先生に劣るため肩身の狭い思いはしたくないという気持ちもありました。産業医や健診などの非臨床業務も視野にいれた転職活動をしなければと考えていましたが、ＣＭＥさんへ相談した結果、希望どおり真っ当な外科として転職できたことに本当に感謝しています。希望どおりの条件で迎え入れてくれた病院の恩に報いるためにも、他の先生方やスタッフと協力して精進していきたいと思います。
この度は本当にありがとうございました。
