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医師の転職
やりたい業務のできる環境を求めて退局
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- 勤務地
- 北関東地区
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- 年齢
- 40代後半
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- 性別
- 男性
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- 科目
- 消化器内科
医局に在籍して消化器内科医として研鑽してきた医師。医局人事に従って勤務してきたが、同期の医師が退局したことを契機に将来について自問自答。医局人事や方針に縛られることなく自身の求める業務に集中したいと考え退局を決意。
さて結果は・・・
- Qなぜ転職を考えられましたか？
- 卒業大学で研修を受けてそのまま医局へ入局しました。医局内の雑務の多さや複雑な人間関係に疲弊しつつも、医局以外の環境を知らないこともあり、退局という選択肢を考えたことは正直ありませんでした。しかし、切磋琢磨してきた同期の医師が退局したことを契機に、自身の将来を真剣に考えるようになりました。求められる業務を淡々とこなすのではなく、自身のやりたい業務を中心に従事できる環境で働きたい。日増しにその気持ちが高まり、退局した同期に相談したことが転職のきっかけとなりました。同期が転職のサポートを依頼したのがＣＭＥさんで、無理に転職を勧めることもせず、希望どおりの求人を提案してくれるとの内容を聞き、迷わずＣＭＥさんへ登録しました。同期の紹介とは触れずに相談しましたが、１０年以上の経験を有するエージェントが私の専任担当となってくれたこともあり、同期と同じくＣＭＥさんへサポートをお願いする流れとなりました。
エージェントにオーダーした内容、勤務体系、
プライベート、どう変わりましたか？
- 転職前
- （医長） 週6日勤務 当直週１回
年収2,000万円（外勤含）
- 転職後
- （消化器内科部長）週4.5日勤務 当直なし
年収1,920万円
- １消化器内視鏡専任業務、可能であれば治療まで
- 多くの消化器内科医が求める内容と思いますが、更なる手技の向上を目指せると考え希望しました。勤務条件や待遇面の希望を満たす必要もあり、内視鏡専任の業務で交渉するのはさすがのＣＭＥさんでも難しかったと吐露されました。提案いただいた施設は消化器専門病院で、内視鏡治療も積極的に行っています。週9コマの内6コマが内視鏡業務というもので、十分満足できる内容でした。
- 2週4,5日勤務、当直免除
- 私の希望に無理して応じたのではなく、週4.5日勤務が当院の基本ベースとのことで、他の先生方も同様ということも聞き安心しました。当直は外科系の先生方が主となり受け持っているとのことで、希望どおり免除していただけました。消化器内科部長のポストも拝命し、希望以上の内容に大変満足しています。
- 3年俸1,800万円以上
- 当院の規定では1,600～1,800万円となっており、面接次第で上乗せを含めた調整が可能という内容を事前に説明を受けて面接へ臨みました。私の経歴だけでなく内視鏡治療にも積極的に従事したいという意欲を買っていただけたのか、1,920万円という条件を提示いただき感謝しております。無理に 外勤をする必要もなくなりましたのでとても助かっています。
- 4自宅から車で１時間以内
- 自宅が田舎にあることもあり、車で1時間以内の地域でオーダーしました。当院までは県をまたいでの通勤となりますが、高速道路を利用すれば40分程度、交通渋滞の心配もなく通勤ストレスがないので助かっています。
- 5内視鏡はオリンパス社製
- 当院ではオリンパス社だけでなく富士フイルム社も使ってます。長くオリンパスに慣れ親しんできたこともあり希望条件としてオーダーしましたが、使い勝手の面では甲乙つけ難いレベルになっていることも認識できました。１メーカーだけにこだわると視野が狭くなることに気づき勉強になりました。
- Qご転職された後、現勤務先における問題点や課題などありますか？
- ハード面での問題点は特に感じませんが、欲をいえば消化器内科の若手医師がもう１名いると助かります。当院においても常勤医師の高齢化は問題となっており、ご高齢の医師が複数勤務していますがフルタイムで勤務している方は少ない現状で、今後の増患のためにも若手医師が１名加わるとベストです。消化器専門の病院ですが、外科医師が多く内科医の肩身が少々狭い点は課題といえます。微力ながら内科医を増やせる環境を整えられるよう努めたいと考えております。
在局時と異なり、雑務に多くの時間を費やすことが大幅に減ったことは何よりありがたいです。好きな業務に集中できる環境だけでなく、外勤を減らせたことでプライベートの時間も大幅に増えました。同期の勧めでＣＭＥさんに登録しましたが、同期の言葉を信じてサポートをお願いして正解だったとしみじみ感じています。この度は本当にありがとうございました。
